2017-02-11 Sat
立春も過ぎて暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続きそうですね・・。
今日は、創美の名陶名品展会場で見ることのできる、
マイセンの素敵なアンティークベースをご紹介しますよ♪

アンティーク(マイセン) ベース スネークハンドル38.5cm

豪華な金彩とコバルトブルーの色のコントラストが
高級感を出してますね。中央のフラワーブーケの絵柄も
丁寧に描かれています。
2頭の向かい合う蛇が持ち手のこの作品の型は、
1853年頃にエルンスト・アウグスト・ロイテリッツによって
考案された、マイセンの伝統的なフォルムなのです。
この型を使って他にもさまざまなデザインのベースが
作られています。
細くくびれた首の部分につけられた2つの持ち手と
膨らんだ胴体が特徴のこのようなフォルムは、
「アンフォラ型」と呼ばれ、ヨーロッパのいろいろな
有名窯でも、似たような形のベースを見かけますね。
その起源は、紀元前まで遡り、かつては水や穀物を
保存する容器として使われていたのだそうです

そのままお部屋に飾るだけでちょっと素敵な雰囲気に
印象が変わるマイセンの素敵なベース。
ぜひ名陶名品展の会場で見てみて下さいね。
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