2017-03-08 Wed
3月ですね。今月洋食器のSohbi(創美)では、福岡店・梅田店・新宿店・銀座店・横浜店と
5会場で名陶名品展が開催されます。
マイセンの人形やKPMベルリンの陶板など、西洋アンティーク品を中心に
充実した品揃えになってるみたいですよ。
例えば、ちょっと希少なこんな作品も見ることができます。



アンティークマイセン 人形 五感の寓意 (左から「視覚」「聴覚」「臭覚」)


アンティークマイセン 人形 五感の寓意 (左から「味覚」「触覚」)
五感の5体が揃うこともまれな希少シリーズ。
作品自体は19世紀後半に作られたものですが、オリジナルの原型は、
ケンドラーと同時期に活躍した造型師ヨハン・フリードリッヒ・エバーラインによって
1748年に作られたのだそうです。
女性の立像に子供や小動物を組み合わせ、それぞれの5つの感覚を
表現する細かい動きや装飾は、細部にいたるまで精巧を極めています。
マイセンの五感の人形といえば、シェーンハイトによる、女性が椅子に座った
モデルも有名ですが、こちらの方がサイズも大きく存在感がありますね!
台座の正面部分には、それぞれの感覚の体の一部がこっそり
デザインされていたり、ユニークな遊び心も感じさせられる逸品。
↓↓





左から、視覚の「目」、聴覚の「耳」、臭覚の「鼻」、味覚の「口」、触覚の「手」。
(見かたによっては、ちょっとドキッとしますね・・。)
みなさんもぜひ一度、創美の名陶名品展の会場で、
実際に見てみて下さいね
